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欧州緑の党が発足、初のEUレベルの政党に 環境・平和・人権掲げ第3勢力結集狙う

 2月20日から3日間、イタリアのローマで開かれていた欧州緑の党連合第4回総会で、欧州内外29カ国の32の環境政党が合体、欧州緑の党が発足した。
Yukari Saito
Fonte: NikkanBerita 日刊ベリタ - 24 febbraio 2004

 2月20日から3日間、イタリアのローマで開かれていた欧州緑の党連合第4回総会で、欧州内外29カ国の32の環境政党が合体、欧州緑の党が発足した。2001年のベルリン総会で決定されたEU諸国の緑の党統一を実現させてもので、今年6月の欧州議会選挙を控え、欧州連合(EU)で初めてのEUレベルの政党を正式に発足させたことになる。

 総会には、ウクライナなどEU外の国を含む29ヶ国から1800人が参加した。今年は欧州における緑の党誕生20周年に当たる。

 

 総会最終日の22日、かつて1957年に欧州経済共同体設立条約が調印されたローマ市庁舎内「旗の間」で、32の環境政党のリーダーが、32枚の花びらをもつヒマワリをシンボルにいただいた新しい欧州政党創設を宣言する文書に署名した。

 統一された緑の党は、環境保護、反戦、人権擁護を3本柱にし、ことに「欧州共通トマトはお断り」といったスローガンを掲げて遺伝子組み換え生物反対闘争に力を注いでいく方針。「多様性の結集」をモットーに、共産主義でも改良主義でもない思想的背景に基づき欧州における左派の第三勢力の形成を狙う。

 党代表は、政治参加における男女平等実現のため男女1人ずつで、紛争が環境へもたらす影響について国連の顧問を務めるフィンランドのペッカ・ハアヴィスト元環境相と、イタリアのグラーツィア・フランチェスカート緑の党前代表の2人が、3年間担当する。

 フランチェスカート代表は、ヨーロッパ緑の党の役割について「市民の緑の力を拠りどころに、米国とは異なった世界のグローバルプレイヤーを演じていくことにある」と提言した。

 一方、欧州委員会プロ-ディ委員長はビデオで新党発足への祝辞をよせ、「ヨーロッパにおける持続可能な発展の希求を支持し、国家の枠を超えたヨーロッパ政党誕生を歓迎する」と述べた。

 欧州諸国における緑の党の最近の得票率は、ドイツ8,6%、オーストリア9,5%(地方選挙では15%のところも)、ベルギーはエコロとアガレヴがそれぞれ3,6%と2,5%、スペインは1%など、地域ごとにかなりの差がみられる。

 

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